特定非営利法人(NPO)Japanese Center of Pharmaceutical Medicine

JCPMは、治験を含む臨床試験について、体系的に教育することを目的として活動を開始した特定非営利活動法人です。
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理事長挨拶

理事長  井村 裕夫  我が国のライフサイエンスに関する基礎研究は活発であり、レベルも高く、世界に通用する多くの業績が発表されていますが、臨床研究に関しては、人材不足と共に実施体制が十分でなく、医薬品・医療機器開発及び医療技術開発等の迅速性、効率性などにおいて、欧米に比し大きく遅れを取っています。これは国民に対しては、最新医療の提供の遅れに、我が国の医療産業に対しては国際競争力の低下に、また医療機関にとっては技術水準のレベルアップの遅れに繋がるものであり、急速に高齢化が進む我が国にとって憂慮すべき事態であります。そこで、総合科学技術会議は第三期科学技術基本計画の中で、臨床研究の推進を重点課題として取り上げており、現在、産官学が協力して積極的にその改革に取り組んでいるところです。

 改革に当たっては、臨床研究の体制整備と共に、早期に我が国の臨床研究を担う人材を育成していく必要があり、2007年3月には厚生労働省において新たな治験活性化5ヵ年計画、同年4月には革新的な医薬品・医療機器創出のための5ヵ年戦略が策定され、「臨床研究に係る教育」が重点事項として取り上げられました。また、文部科学省も科学技術振興調整費の中で、人材育成プログラムを始めています。

 臨床研究に係る教育に関しては、特に医師を対象として治験を含む臨床試験について体系的に教育できる体制が重要であり、それによって、臨床試験の専門家として最低限必要な知識やスキルが身につき、また経験を積むことにより、効果的な臨床試験の実施やレベルの高い臨床試験結果の評価を行うことができるようになります。

 JCPM(Japanese Center of Pharmaceutical Medicine)は、治験を含む臨床試験について、体系的に教育することを目的として活動を開始した特定非営利活動法人であり、今後、関係する学会・団体等と協力して、医師を初めとする医療従事者、医薬品開発業務又は医薬品審査業務に従事している人等、幅広い人々に対して、教育機会を提供する予定です。 本活動が、日本の臨床研究を担う人材を育成する一助になり、ひいては医薬品・医療機器開発や医療技術開発の促進に繋がることを願っています。

理事長  井村 裕夫


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